初期仏教を学ぶ 第一部
このシリーズの全7章を読み進める
第1章
7分苦は、痛みと同じものなのか
初期仏教を、心を落ち着かせる技法ではなく、苦がどこで生まれ、どこで増えるかを精密に見分ける思想として読み始める。
第2章
8分ブッダの診断は、なぜ四つに分かれるのか
四聖諦を四つの標語ではなく、苦を理解し、原因を捨て、止滅を実現し、道を育てるための精密な診断法として読む。
第3章
8分苦は、どこで増幅されるのか
縁起を単純な悪循環ではなく、接触・感受・渇愛・執着を含む条件の分析として読み、反応が固定される局面を探る。
第4章
8分「私」は、なぜ思いどおりにならないのか
無我を自己否定や大きな自己への合一ではなく、五蘊を私・私のものとして保持できるかを問い直す実践的な論証として読む。
第5章
9分気づくだけで、道を歩んだことになるのか
サティを一時停止の技法へ縮めず、正見・倫理・努力・集中と結び付いた八正道全体の中で読み直す。
第6章
8分涅槃は、何が消えた状態なのか
涅槃を虚無や心の性能向上としてではなく、渇愛と貪・瞋・痴に支配される条件系列の終息として、初期経典の比喩から考える。
第7章
11分古い教えを、現在へどう運ぶのか
初期経典、後代の仏教伝統、現代への応用を区別しながら、四諦・縁起・無我・八正道を生活へ翻訳する。
2026年7月19日 から開始