縁起とは、経験と苦が独立して生じるのではなく、複数の条件に依存して生起・止滅することを示す初期仏教の分析。
「不生不滅」など8つの否定を通じて、物事を固定した実体として捉えようとする認識の偏りを解体する論理。
有と無の中間を取る折衷ではなく、自性を立てることで生じる両極端を離れ、縁起する現実を因果として読む道。
事物が、それ自体の側から独立して成立する自性を欠くこと。ナーガールジュナは空を縁起・依存した名称・中道と結びつける。