陽明学を学ぶ 第一部
このシリーズの全7章を読み進める
第1章
5分陽明学は「直感を信じろ」という思想ではない
王陽明の実践哲学を、心即理・良知・致良知・知行合一から読み解く。自分の確信を正義にするのではなく、知ることと行うことの分裂を問い直す思想への入口。
第2章
5分朱子学からの分岐:なぜ「心即理」が必要だったのか
朱熹と王陽明を、知識と行動の単純な対立にせず、格物・心即理・知行をめぐる共通の問いと異なる答えとして読み直す。
第3章
4分良知:すでに働いている道徳知
王陽明のいう良知を、静かな直感や万能の答えではなく、具体的な関係の中で働き、私意に遮られうる道徳的な知として読む。
第4章
4分致良知:良知を現実に届かせる
致良知を、心の中の納得を行動へ押し出す標語ではなく、具体的な事の中で私意を省察し、良知を尽くす修養として読み直す。
第5章
5分知行合一:知と行はどこで一つなのか
知行合一を行動礼賛から切り離し、知は行の始、行は知の成という王陽明の言葉から、道徳的な知と実践の相互性を読む。
第6章
4分陽明学の危うさ:良知は独善にもなる
良知を自分の確信と取り違える危険を、私意の障りと一念の発動という原典の問題から捉え、現代で必要な点検条件を考える。
第7章
7分現代の陽明学:情報ではなく、行為へ
陽明学を現代へ応用するとき、情報不足と責任回避をどう見分けるか。原典・記事の読解・現代の実践を分けながら、知と行の距離を問い直す。
2026年7月5日 から開始