内在秩序と外在秩序(Implicate / Explicate Order)

nakano
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概要

内在秩序(Implicate order)外在秩序(Explicate order)は、量子力学の存在論的解釈のために、理論物理学者のデヴィッド・ボーム(David Bohm)が提唱した概念枠組みです。私たちが普段見ている「分離された個々の事物」からなる世界(外在秩序)の奥底には、万物が不可分に結びつき、互いに織り込まれている深層の秩序(内在秩序)が存在すると論じました。

詳細解説

デヴィッド・ボームは、近代科学が世界を細かい「断片(フラグメント)」に切り分けて分析する考え方の限界を指摘しました。宇宙の本質は分割不可能な全体(ホロムーブメント)であり、個別の粒子や時間、空間は、より根源的なつながりの中で展開(unfold)されたり、重なり合って包み込まれた(enfold)りしている現象にすぎません。

この枠組みは、物理学と哲学が交わる場所で、世界を独立した要素の寄せ集めとして考える習慣を問い直します。ただし、他文化の関係論と似た言葉が見つかっても、直ちに同じ理論だとは言えません。成立した問い、用語、検証方法を分けたうえで比較する必要があります。

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