タパス (Tapas)
nakano
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概要
タパス(tapas)は、ジャイナ教の修練・苦行を指します。『タットヴァールタ・スートラ』第9章3節では、新しいカルマの流入を止めるサンヴァラと、既存のカルマを落とすニルジャラーの両方に関わるとされます。
六つの外的タパス
- 断食
- 食事量を減らすこと
- 食を得る条件を制限すること
- 刺激や味への執着を手放すこと
- 静かな場所に身を置くこと
- 身体の苦痛に耐えること
六つの内的タパス
- 過ちの償い
- 敬意
- 他者への奉仕
- 学習
- 身体や所有への執着を手放すこと
- 瞑想
断食だけを厳しく行うことが、タパスの全体ではありません。身体に関わる修練は、学び、償い、奉仕、瞑想と一組になっています。
規律と主体性
タパスを「業のアルゴリズムから主体性を取り戻す技術」と説明するのは、本記事での現代的な比較です。原典は、カルマ物質、誓戒、三宝、解脱の関係からタパスを位置づけます。
出家者の修行には、共同体の規則、師弟関係、身体への大きな負荷もあります。自発的に始めた修行が、常に自由で安全だとは限りません。現代思想と比較するときは、タパスを外部規律の単純な反対物にしないことが大切です。