プドガラ (Pudgala)
nakano
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概要
プドガラ(pudgala)は、ジャイナ教の六実体の一つである物質です。色、味、匂い、触れられる性質をもち、最小の原子から複数の原子が集まった集合体までを含みます。
身体、言葉に用いられる音、呼吸なども、ジャイナ教の体系ではプドガラに関係します。
カルマも物質である
ジャイナ教の特徴は、カルマを魂に影響する抽象的な法則だけでなく、微細な物質として説明することです。心・言葉・身体の活動を通じてカルマ物質が流入し、情念や不注意などの条件によってジーヴァと結びつきます。
この結合は、カルマの流入(アースラヴァ)と束縛(バンダ)に分けて考えます。新たな流入を止めるサンヴァラ、すでに束縛しているカルマを落とすニルジャラーを経て、すべてのカルマが消滅した状態がモークシャです。
カルマを「性格を記述するプログラム」や遺伝情報と同一視すると、魂・輪廻・解脱を含む原典の枠組みが失われます。プログラムという比喩は理解の補助にはなっても、プドガラの定義ではありません。