万物一体(ばんぶついったい)
王陽明が『大学問』で示した、孺子・鳥獣・草木・瓦石への異なる応答に、一体の仁の働きを見る陽明学の倫理思想。
陽明学
宋明理学
倫理学
関係性
Philosophy
致良知(ちりょうち)
王陽明が重視した陽明学の実践概念。心に本来ある良知を、私意で曇らせず、一つ一つの具体的な事において十分に働かせること。
陽明学
宋明理学
修養
倫理学
実践哲学
事上磨錬(じじょうまれん)
現実の事柄の中で良知を働かせ、心を磨く陽明学の修養論。静かな内省だけでなく、目の前の関係・責任・行為の中で学ぶことを重視する。
陽明学
宋明理学
修養
実践哲学
倫理学
豁然貫通(かつぜんかんつう)
『大学章句』補伝が、長く格物致知に力を用いたのち、事物の表裏精粗と心の全体大用が相互に明らかになる転換として描く境地。
朱子学
宋明理学
修養
認識論
Philosophy
本然の性と気質の性
性を理の側から語る「本然の性」と、理が現実の気質を離れずに現れることを語る「気質の性」。二つの別個の性ではなく、一人の人間を異なる焦点から捉える。
朱子学
宋明理学
人間論
倫理学
Philosophy
居敬窮理(きょけいきゅうり)
心を収め保つ居敬と、事の理を推し究める窮理が、相互に工夫を深める朱子学の修養。二つの手順ではなく、一つの営みの両面として働く。
朱子学
宋明理学
修養
実践哲学
Philosophy
理と気(り・き)
朱子学が、万物の成り立つ筋道を「理」、形をとって動く具体的なはたらきを「気」として区別し、しかも両者を切り離さずに考える枠組み。
朱子学
宋明理学
宇宙論
Philosophy
性即理(せいそくり)
朱熹が『中庸章句』で、人物に賦与された性を理として捉えた命題。性の善さと同時に、気稟の差、日用の道、学びと教えの必要を含む。
朱子学
宋明理学
人間論
倫理学
Philosophy
心即理(しんそくり)
王陽明が提示した陽明学の核心命題。道徳的な理を心から切り離さず、具体的な事の中で心の私意を除き、理を尽くす修養へつなげる。
陽明学
宋明理学
倫理学
実践哲学
Philosophy
心統性情(しんとうせいじょう)
心が性と情を統べるという張載の命題を朱熹が受け継いだ心の構造論。性を心の理、情を心の動きとして、両者を一つの心のはたらきの中で捉える。
朱子学
宋明理学
心
倫理学
Philosophy
良知と知行合一(陽明学)
王陽明の心即理・良知・致良知・知行合一を、原典上のつながりと私意による妨げの両面から捉える概念ノート。
陽明学
宋明理学
倫理学
実践哲学
Philosophy