居敬窮理(きょけいきゅうり)

nakano
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概要

居敬窮理は、注意を収めて保つ居敬と、事の筋道を推し究める窮理を相互に働かせる修養です。

『朱子語類』は、理を究めれば居敬の工夫が進み、居敬できれば窮理の工夫が密になると述べ、両者は「実は一つの事」だとします。

詳細解説

居敬

心を散漫にせず、収めて保つ工夫です。単に静かに座ることではなく、事に応じている最中にも、自分の偏りや怠りを見失わない働きを含みます。

窮理

事物の理を推し尋ね、究める工夫です。読書だけでなく、人間関係や仕事など、眼前の事に即して何が場にかなうかを確かめます。

相互に深める

注意を整えるほど資料や相手を細かく見られ、事を詳しく見るほど自分の思い込みが明らかになります。居敬と窮理は、内面と外界を分担する二工程ではありません。

深呼吸や事実確認は現代的な応用例にはなりますが、それ自体が居敬・窮理の原典上の定義ではありません。

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