理と気(り・き)

nakano
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概要

理と気は、二つの独立した物質ではありません。『朱子語類』は「天下未有無理之気、亦未有無気之理」と述べ、理を欠いた気も、気を欠いた理もないとします。両者は区別されますが、現実には切り離せません。

詳細解説

理は、あるものがそのものとして成り立つ筋道です。自然の規則性だけでなく、人間関係や行為における当為も含みます。

気は、形をとり、集まり、散じ、動く具体的なはたらきです。物質、身体、気質、感情は気を離れて現れません。

先後を単純化しない

朱熹は、根源を論じれば理が先のように言える一方、「理与気本無先後之可言」とも答えます。理は気の中に現れ、気が集まらなければ理にも付着する場所がないからです。

「理気二元論」は便利な現代的呼称ですが、世界を二つに切断する二元論として受け取らない注意が必要です。

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