心統性情(しんとうせいじょう)

nakano
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概要

心統性情は「心は性と情を統べる」という命題です。朱熹は「性は心の理、情は心の用」と説明し、まだ発していない理と、事に触れて動く感情を、一つの心のはたらきとして捉えます。

詳細解説

性と情

性は心に具わる理です。情は、その性が具体的な事に触れて動くところです。怒りや悲しみがあること自体は悪ではありません。

『中庸章句』は、喜怒哀楽が発して「皆節に中る」ことを和とします。問われるのは、感情が時・相手・強さにかなっているかです。

心は機械的な司令塔ではない

心を、感情へ一方的に命令するコントロールタワーとだけ考えると狭くなります。心は、情の動きを通して自分の偏りを知り、性の理を具体的な応答へ移す場です。

中節と学び直し

不正を見た怒りが必要なこともあります。しかし面子を守る怒りへ変われば、同じ感情でも場から離れます。過不足は感情を消す理由ではなく、学び直す手掛かりです。

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