大学八条目
『大学』が、格物・致知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下を連ね、知ること、自己修養、関係と政治を一つの道筋として示す八つの条目。
朱子学
儒学
政治哲学
自己修養
豁然貫通(かつぜんかんつう)
『大学章句』補伝が、長く格物致知に力を用いたのち、事物の表裏精粗と心の全体大用が相互に明らかになる転換として描く境地。
朱子学
宋明理学
修養
認識論
Philosophy
本然の性と気質の性
性を理の側から語る「本然の性」と、理が現実の気質を離れずに現れることを語る「気質の性」。二つの別個の性ではなく、一人の人間を異なる焦点から捉える。
朱子学
宋明理学
人間論
倫理学
Philosophy
居敬窮理(きょけいきゅうり)
心を収め保つ居敬と、事の理を推し究める窮理が、相互に工夫を深める朱子学の修養。二つの手順ではなく、一つの営みの両面として働く。
朱子学
宋明理学
修養
実践哲学
Philosophy
礼
宇宙の根本原理である「天理」が人間社会の行為として結晶化したもの。個人の所作を通じて関係性に宿る「理」を可視化する行為体系。
朱子学
東アジア哲学
実践倫理
理と気(り・き)
朱子学が、万物の成り立つ筋道を「理」、形をとって動く具体的なはたらきを「気」として区別し、しかも両者を切り離さずに考える枠組み。
朱子学
宋明理学
宇宙論
Philosophy
性即理(せいそくり)
朱熹が『中庸章句』で、人物に賦与された性を理として捉えた命題。性の善さと同時に、気稟の差、日用の道、学びと教えの必要を含む。
朱子学
宋明理学
人間論
倫理学
Philosophy
心統性情(しんとうせいじょう)
心が性と情を統べるという張載の命題を朱熹が受け継いだ心の構造論。性を心の理、情を心の動きとして、両者を一つの心のはたらきの中で捉える。
朱子学
宋明理学
心
倫理学
Philosophy
四端七情論
朝鮮王朝の儒者・李退渓らが深めた感情の起源をめぐる議論。道徳感情(四端)と自然感情(七情)の理気論的な発源の違いを精緻に体系化した。
朝鮮儒学
朱子学
感情論