Taoism

11 Concepts

斉物論

『荘子』内篇の一篇。是非や美醜をめぐる確信を揺らし、言葉・視点・判断の限界を問い直す。

Taoism
Zhuangzi
Perspective

物化

『荘子』「斉物論」末尾で、荘周と胡蝶の区別を残しながら呼ばれる変化。境界が消えるという説明に回収しない。

Taoism
Zhuangzi
Primary Text

上善若水

『老子』第8章の水の比喩。低い場所にあり、争わず、万物を利する水から、強さの尺度を反転して考える。

Taoism
Laozi
Primary Text

胡蝶の夢

『荘子』「斉物論」末尾の寓話。夢と覚醒の確実さを揺らしながら、荘周と胡蝶の区別を残して物化を問う。

Taoism
Zhuangzi
Primary Text

虚(うつろ)

無限の可能性を秘めた「空白」や「余白」。何かに利用されるための空間ではなく、存在をあるがままにする「場」。

Taoism
Philosophy
Zen
Heidegger

無用の用

『荘子』が有用性の危うさを示す語。有用と判定されることが、利用・採取・消耗の理由にもなるという逆説を含む。

Taoism
Zhuangzi
Primary Text

道(タオ)

『老子』で万物や統治のあり方を考える基準となる語。固定した物や万能のエネルギーとしてではなく、名づけと作為が届ききらない働きとして読まれる。

Taoism
Laozi
Primary Text

無為

『老子』で、欲望や強制に駆動された過剰な作為を減らし、万物が自ら化す余地を妨げない方向を示す語。

Taoism
Laozi
Political Philosophy

逍遥遊

『荘子』内篇の第一篇。鯤鵬と小さな鳥を通して、異なる生が異なる条件と視野を持つことを描く。

Taoism
Zhuangzi
Primary Text

有と無

『老子』第11章で、物がある部分と空所が用途を分け合う関係を示す対概念。『荘子』の無用とは区別して読む。

Taoism
Laozi
Primary Text

有無相生

『老子』第2章の対概念の連なり。有無・難易・長短・高下などが、互いを参照して輪郭を得ることを示す。

Taoism
Laozi
Primary Text